毎年12月の一大イベント「JALホノルルマラソン」は、じつは42.195kmのフルマラソン以外にも競技があります。
その中でも、もっとも手軽で参加しやすいのが、前日に行われる「カラカウアメリーマイル」(kalakaua Merrie Mile)というイベントです。
2016年から新たに、レース前日のファンランイベントとして追加されました。

本記事では、メリーマイルの魅力や実際に参加してみた感想を紹介します!
カラカウアメリーマイルとは
「カラカウアメリーマイル」(kalakaua Merrie Mile)のイベント概要や、エントリー料金などは以下です。
イベント概要
カラカウアメリーマイルを一言でいうと、まさに「ワイキキビーチの魅力をギュッと凝縮したお祭り!」です。
JALホノルルマラソン前日の朝7:00~、ワイキキのメイン通りである「カラカウア通り」を1マイル(約1.6キロ)走る、ファンランイベントです。
- 開催日:ホノルルマラソン前日の朝7:00~ ※2025年は12月13日(土)
- スタート地点:ホノルル動物園前のモンサラット通り
- 距離:1マイル(1.6km)
- 記念品:参加記念Tシャツ、完走メダル
レースは何でも自由!
年齢制限も一切ありませんし、仮装もベビーカーもなんでもありです。
14歳以下の方は、保護者の方が常に一緒に行動が必要です。
18歳未満の方は、親権者の同意と署名が必要です。
エントリー方法や料金
エントリー方法や料金は以下です(2025年の場合)
| 種別 | 期間 | 料金 |
|---|---|---|
| アーリーエントリー | 4月8日(火) ~5月12日(月) | 8,500円 |
| 第1期エントリー | 5月29日(木)~10月14日(火) | 9,500円 |
| 第2期エントリー | 10月15日(水)正午~11月18日(火) | 10,000円 |
| 現地エントリー | 12月11日(木)~13日(土) | 80ドル |
ホノルルマラソンEXPO(ランナー受付)会場の、ハワイコンベンションセンターでの当日現地でエントリーもできます。
夫がフルマラソンを走るから応援に来た・・・というような人も、ホノルルマラソンEXPOの会場にて、その場の”ノリ”で申し込むこともできます。
約10,000円となると「うっ・・・」って思うかもしれませんが、ホノルルマラソンを走るなら1回は参加する価値のあるイベントです。
せっかくの機会にですし、現地での外食を1回抑えればその分の費用を回せますよね!?
エントリー特典の「参加記念Tシャツ」も嬉しいです!

カラカウアメリーマイルの参加レポート
出走レポートとともに、その魅力をサクッとお届けしましょう。
スタート地点はホノルル動物園の近く
スタート地点はモンサラット通りの出口(ホノルル動物園の近く)です。
ワイキキに宿泊の人でも、サクッと歩いて行けます。
ちなみに、ホノルルマラソンの「10kラン&ウォーク」のフィニッシュ地点もこのあたりです。
12月のワイキキは朝7時頃に日の出時刻を迎えます。
朝6:30の集合時間に合わせて移動するときに、普段はなかなか歩かない「夜明け前のカラカウア通り」も新鮮です。

3分間隔でスタートします
自己申告の目標タイム(1.6kmを何分ぐらいでゴールするか)により、およそ5つのグループに分けられます。
3分おきに(7時00分→03分→06分・・・)と、ウェーブ方式で順々スタートします。
とはいえ、スタート自体もルーズです。笑
早めのスタートに並ぶのは違反ですが、遅いほうに並ぶのは何も言われません。
こんな感じで、順々にスタートします(以下は2組目)
仮装もベビーカーも応援だけも自由
レースは何でも自由!!
サンタさんやティラノサウルスの仮装も、ベビーカーを引いてのお散歩も、シニアのご夫婦で一緒に歩くのも、なんでもアリ。
とにかく各自の好きなように、1マイルを進みます。


じつは一度仮装して走ってみたいんだけど、日本の大会では規制が厳しいからね・・・。
そんな人も、異国の地で思いっきりはしゃいでみるのもありです!
普段は一方通行のカラカウア通りをアラモアナ方面に進み、ハイアットリージェンシーのあたりで折り返します。
わずか1.6kmなので、逆にガチで走ると10分少々で終わり、ちょっともったいない気分かも。笑

徐々に朝日が昇って空が明るくなり、ところどころにフォトグラファーが待ち構えています。
かっこよく可愛く撮られたり、セルフィーで遊んだり、とにかく自由気ままな雰囲気です。

フィニッシュもとにかく楽しそう(^^)
レース最後の「ザ・チェイス」は迫力がすごすぎる!
レース最後の「ザ・チェイス」(The Chase)も恒例行事です。
一般ランナーが走り終えた後に、世界の一流アスリートたちのガチレースが行われます。

2023年・2024年は田中希実さん(言わずと知れた、国内女子の最速ランナー)の出場でも話題になりました。
しかも、男子と女子の混合レースで、32秒先にスタートした女子を男子が追いかけます。
まるで「追い込み馬」が迫ってくるかのような、フィニッシュ前の迫力がすごいのなんの!!(2:24ぐらい~)
完走後のワイキキビーチは、まるで海外フェスな気分
完走の後はメダルに加えて、bananのアイスとラニカイジュースをもらえます。
わたしが走ったときは、パイナップルジュースとムーンパイ(くっきーをチョコでコーティングしたお菓子)でした。
軽く身体を動かしたあとの、リフレッシュ(糖分補給)にもにちょうどいい!

そのまま、朝焼けのワイキキビーチで映えを楽しんだり、生バンドの演奏を楽しんだり。
ついつい夜型の滞在になりがちなハワイにおける、朝活を楽しめます。

ここまで過ごしても、まだ朝7:30すぎです。
限られた滞在時間で、貴重な1日をたっぷり使えるから、なんだか早起きしてお得な気分かも・・・!?
カラカウアメリーマイルのまとめ
本記事は「カラカウアメリーマイル」(kalakaua Merrie Mile)の参加レポートをお届けしました。
最初は、ノリで申し込んだはいいけど、1マイル(1.6km)って前日のウォーミングアップにも短すぎだしなんだかなぁ~
って思ってましたが、参加してみて印象が変わりました。
このイベントは、ホノルルマラソン前日の脚の準備ではなく、レース前に最高にテンションを上げるイベントなんですね。
参加しても応援だけでも、とにかくみんなが楽しめるお祭りでした。
ワイキキ中心部に宿泊している人なら、散歩気分でサクッと雰囲気を見るだけでも、普段とは違うカラカウア通りに出会えます!

せっかく早起きしたから、さらに1日をたっぷり使いたい!そんな欲張りな人は「カラカウアメリーマイル」→「KCCファーマーズマーケット」と連チャンで行くのもアリですよ。
あ、レース前日なので早めに就寝することは意識しましょうね。





