家族でハワイ旅行に行ってきた、ふじたん(@shinjifujita)です。
妻と息子にとってはじめてのハワイだったので、色々な景色を見せてあげたい!
ということで、レンタカーを借りて2泊3日でオアフ島内をドライブしてきました。
いくつかのレンタカー会社の料金やプランを比較した結果、今回は「バジェットレンタカー」にて予約しました。
本記事では「バジェットレンタカー」のレビュー(口コミ・評価)を紹介します。
料金や借りてみた感想、他社に比べてのメリットやデメリットを詳しくまとめました!
2019年・2022年に借りたときの情報をもとに、一部情報を2025年9月版に更新しています。
バジェットレンタカーの予約方法、料金、当日の持ち物
バジェットレンタカーはアメリカ発祥のレンタカー会社で、世界120か国に約3,500か所の営業所がある大手レンタカー会社です。
まずは、ハワイでバジェットレンタカーを予約する方法や準備するものから紹介します。
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期に利用するのなら、最低でも数週間前には予約するのがおすすめです!
公式ホームページから
1つ目の方法は「バジェットレンタカー」の公式サイトからの予約です。
公式サイトからの予約の場合、ハワイ・アメリカ本土向けにお得なキャンペーンを展開していることがあります。
一例)2025年夏のキャンペーン
キャンペーン名 | 内容 | 有効期限 |
---|---|---|
JALマイレージバンク会員優待 | JMBカードまたはJALカードを提示で、1日50マイル(最大250マイル)貯まる | 2025年12月15日利用開始分まで |
最大15%オフ! 夏キャンペーン第2弾 | レンタカー料金最大15%OFF | 予約受付期間:2025年8月18日~2025年9月8日 利用期間:2025年8月21日~2025年12月15日まで |
レンタカー比較サイトは格安プランが見つかりやすい
レンタカー比較サイトを使うと、公式ホームページよりも安くて掘り出し物のプランが見つかる場合もあります!
バジェットレンタカーをはじめ、ハーツレンタカーやダラーなどのアメリカ本土に本社を置くあらゆるレンタカー会社を、一斉比較した上で予約できます。
日本語のサポートがあるだけではなく、手厚い補償内容が選べるのも嬉しいポイントです。
レンタカーの車種や料金
わたしが過去に「バジェットレンタカー」で借りたときは、以下の料金でした。
車種、プラン内容や保険内容、借りる季節により異なりますが、一つの参考にしてください(価格は2019年夏時点、1ドル150円換算)
車種について
主に、以下の車種があります(料金は2025年9月時点、平日)
グレード | 主な車種 | 座席 | バッグ大 | 料金 |
---|---|---|---|---|
エコノミーカー | Kia Rio | 5人 | 2つ | 67.00ドル~ |
コンパクトカー | Kia Soul | 5人 | 1つ | 69.00ドル~ |
ミッドサイズカー | Toyota Corolla | 5人 | 2つ | 73.00ドル~ |
スタンダードサイズカー | Volkswagen Jetta | 5人 | 1つ | 77.00ドル~ |
フルサイズセダン | Toyota Camry | 5人 | 2つ | 81.80ドル~ |
ミッドサイズSUV | Toyota Rav4 | 5人 | 2つ | 95.80ドル~ |
コンバーチブル | Chevrolet Camaro Convertible | 4人 | 1つ | 130.00ドル~ |
プレミアムSUV | Chevrolet Suburban | 7人 | 2つ | 144.80ドル~ |
スタンダード・エリートSUV | Jeep Grand Cherokee L | 7人 | 2つ | 122.80ドル~ |
ミニバン | Chrysler Pacifica | 7人 | 2つ | 112.20ドル~ |
スタンダードSUV | Ford Edge | 5人 | 1つ | 103.80ドル~ |
レンタル時期/保険内容/借りる人の年齢などにより、実際の料金は異なります。
上記は「目安」としてお考え下さい。
海外のレンタカーって、どのクラスだと「どんな車が用意される」のかが、いまいちわかりづらいですよね・・・苦笑
以下では、わたしが実際に借りたときのプランと車種を紹介します。
いずれの場合も保険内容は、車両損害賠償保険(LP)、車両損害賠償精度(LDW)、対人対物保険(SLI)などをしっかりつけて予約しました。
ミッドサイズSUVの場合
フォード・エスケープ、2泊3日で306.39ドル(約46,000円、ガソリン1回分含む)

コンパクトカーの場合:
フォード・フォーカス、1泊2日で18,403円(ガソリン1回分含む)


あれ、こっちはレンタカーの写メを撮っていないの?

じつは、割り当てられた車がまったく違うんだよ・・・(本文内で紹介します)
レンタカーを借りる当日に必要な持ち物
ハワイでレンタカーを借りるときに、必要な持ち物は以下です。
持ち物 | 必須かどうか |
---|---|
日本の運転免許証 | 必須かどうか |
パスポート | 必須 |
バウチャー(予約票) | 必須(紙 or スマホで必ず見せられるように) |
クレジットカード | 必須 |
国際運転免許証 | 任意 |
2口以上のシガーソケット | あると便利! |
折り畳みクーラーボックス | あると便利! |
借りるたびに「意外だなぁ」と思うのですが、バウチャー(予約票)の紙を持参して受付を行うほうが確実です。
また、予約時に支払いを完了している場合でも、受付時にクレジットカード持参が必要です(デポジット用として)
とくにトラブルなく返却できれば、追加請求されることはありませ
国際運転免許証は任意で、「2口以上のシガーソケット」あると、ドライブしながらスマホ&レンタルWi-Fiを同時に充電できて重宝します。
あと「折り畳みクーラーボックス」があると、常夏のドライブでも冷たい飲み物を楽しめます。
わたしの経験上、オアフ島でレンタカーを借りるときに「国際運転免許証」の掲示を求められたことはありません(ハワイ島では掲示必須だったことがあります)
「ハワイでレンタカーを借りるときの基本情報」は、以下の別記事にも詳しくまとめています。
バジェットレンタカーのハワイでの受け取りと返却方法(ワイキキの場合)
バジェットレンタカーをワイキキで借りるときの流れを紹介しますね。
ワイキキ内の営業所は「インターナショナルマーケットプレイス営業所」と「ツインフィンホテル営業所」(=カピオラニ公園の近く)の2か所です。
今回は「インターナショナルマーケットプレイス営業所」で借りました。
営業時間と受付場所
営業所は「インターナショナルマーケットプレイスの1F」にあります。
「クヒオ通り側のフードコート」(ザ・ストリート)の近く、と覚えておきましょう。
バジェットとエイビスが同じ場所にあるので、わかりやすいです。
朝8:00~夜21:30まで営業しています。
混み具合や待ち時間
わたしが行ったときは、朝8:30時点で10名近くが待っていました。
スタッフが1名のみだったので、受付完了までに30分近くかかりました・・・(涙)

できるだけ早く観光エリアにドライブしたい!
午前中から借りるなら、朝食を終えてすぐに出発したいですよね。
できるだけ並ばずに借りたければ、8時の少し前か9時半以降に行くのがおすすめです。
別の日に夕方に17時ごろに借りたときや、20時ごろに返したときには、並ばずにすぐに受付ができました。
エレベーターで登って車を受け取ります
インターナショナルマーケットプレイスの4〜6階は、一般用の駐車場です。
レンタカーはこの「3フロアのどこか」に保管されています。
営業所のスタッフが階数とおおまかな場所を伝えてくれるので、エレベーターで移動して車のキーのボタンを押して探します。

近づくと、大きな音が鳴りフロントランプが光るのでわかります。
駐車場を出るときに必要な駐車券(=無料で出庫できます)も渡されるので、こちらは駐車場から出る時に利用します。

レンタカーの返却方法
「インターナショナルマーケットプレイス営業所」にて返却する場合は、受付時の逆の流れになります。
駐車場に入るときに駐車券を受け取るので、車のカギと一緒に返却します。
また、車を借りるときに「紙」を渡されるので、返す時点での「走行距離」と「ガソリン残量」を記載して渡します。

とくに不備がなければ、追加料金の支払いなどもなくレンタカーの返却が完了します。
バジェットレンタカーのハワイでの受け取りと返却方法(ホノルル国際空港の場合)
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)で借りるときや返却のときの流れも紹介しますね。
バジェットレンタカーの他に、ハーツ、エイビス、アドバンテージ、ナショナルのアメリカの大手レンタカー会社5社は、借りる場所も返す場所も同じところにあります。
営業時間と受付場所
ホノルル国際空港でレンタカーを借りる場合は、手荷物引き渡し所で「スーツケース」などの手荷物を受け取ったあと、借りる場所があります。
空港ターミナルを出たら「Car Rental Center」の標識に沿って進みます。

5分ほど歩くと、矢印が「右向き(→)」から上向き(↑)」に変わります。
この矢印が見えたら横断歩道を渡ります。すると、駐車場のビル(Car Rental Center)に到着します。

営業時間は朝4:00から深夜1:00なので、帰国時など早朝便のときにも利用可能です。
混み具合や待ち時間
わたしが借りたときは、朝10:30時点で並ばずにすぐに借りられました。
ホノルル国際空港に到着してすぐに借りる人は少ないのか、意外と並びませんでしたよ。
4階に登って車を受け取ります
営業所と同じビル(Car Rental Center)の上層階に、レンタカーの保管場所があります。
バジェットの場合は、4階までエレベーターで登るように指示されるので、移動して車のキーのボタンを押して車を探します。

近づくと、大きな音が鳴りフロントランプが光るのでわかります。
ホノルル国際空港を利用するときは、駐車券はありません(入出庫共に、お金絵はかかりません)
レンタカーの返却方法
レンタカーを「ホノルル国際空港」で返すときには、空港に隣接する返却場所に戻します。
空港エリアに入ると「rental car」という標識があるので、これを目印に進めば迷いません。

レンタカーの返却が終わったら、隣接する空港ターミナルの方に歩いて進みます。
バジェットレンタカーをハワイで借りるメリット(良かった点)
バジェットレンタカーをハワイ・オアフ島で借りてわかった、メリット(良かった点)は以下です。
大手の中でピカイチの安さ
まず、バジェットレンタカーはとにかく安い!!
「価格重視の旅行者にレンタカーサービスを提供する業界リーダー」と公式ホームページでアピールしていることもあり、「とにかく価格重視」という人におすすめです。
3日間のレンタルなら、他社と比べて50~100ドルは異なることも頻繁にあります!
ワイキキで夜21時30分まで営業している
インターナショナルマーケットプレイス営業所の場合、営業時間は夜21:30までです。
夜遅くまで営業しているのも、嬉しいポイントです!
「レンティングカーズ」の「ワイキキレンタカー6社14営業所の一覧」(2019年9月時点)で比べてみると、エイビスと並んでもっとも遅くまで営業しています。

ハーツ(Hertz)などの他レンタカー会社の場合は、対面での営業時間は「14時~15時まで」で、当日中に返すときには「無人」の指定場所に返却する必要があります。
返却自体の難易度は低いのですが、やっぱり「返却完了しました」の通知が届くまで、ちょっと緊張しますよね。
例)ハーツレンタカー
営業時間外の返却時は「ロイヤルハワイアンセンター内」の駐車場に止めます。
ハレイワ・ノースショア方面にちょっと遠出して、ラニアケアビーチでウミガメを見たり、サンセットビーチでまったり日没まで過ごしたり。
18時半ごろにハレイワを出発しても、21時30分までの営業時間内に余裕を持って返却できました。
ロードサービスの体制も充実
大手のレンタカー会社ということもあり、ロードサービスもしっかりしています。
万が一のときには、24時間体制でロードアシスタンスの電話対応があります(英語のみ)
わたしも以前、タイヤが「パンク」してしまったときにロードサービスを手配することに・・・
手違いがあって、スタッフの到着までは2時間くらいかかりましたが、その場でスペアタイヤに交換してくれました!

日本でもタイヤ交換の経験がほとんどないのに・・・マジで焦りました

タイヤがパンクしたときの体験談は、あまりに濃いので別記事にまとめます(後日アップ予定)
バジェットレンタカーをハワイで借りるデメリット(悪かった点)
一方で、他社と比較してのデメリット(悪かった点)もいくつかありました。
対応がいいかげん(ルーズ)
バジェットレンタカーは「価格重視」の分、スタッフは「良くも悪くも対応がいいかげん」です。
正直に言うと、きっちりしている人には不向きです。
わたしがコンパクトカー(小型車)を予約したときに、受付時間になっても車がなくて、代わりの車になったこともありました。
そしてやってきたのが、マスタングカブリオレのオープンカー。笑

追加料金なしでスポーツカー(しかもマスタング!)を運転できて、このときはラッキーだったなー。笑
「スポーツカー」か「大きなジープ」(7~8人用)なら、用意できると言われたんです。
1人利用だったので「スポーツカー」を選んだら、排気量約5,000ccのとんでもない爆音の車でした。笑
スタッフが車の確認を行わない
借りるときに「スタッフさんが一緒に車体の確認」は行ってくれません。
明らかな外観のキズやタイヤのパンクなどがあるときや、エンジンをかけて違和感を感じる場合は、受付場所まで戻って説明する必要があります(英語必須)
とはいえ、わたし自身は、過去に借りたときに出発前に明らかな不備でクレームになったことはありません。
ハーツの場合は、スタッフ自らがキズを確認したり写メで残したりしてくれます。
このような「きめ細かなサービス」はバジェットにはありません。
ただ、その代わり安い!
日本語対応がない
24時間体制のロードアシスタンスは、基本的に英語のみです。
日本語でないと絶対に困るという人は「ニッポンレンタカー」や「ワンズレンタカー」がおすすめです。
ただし「ニッポンレンタカー」の場合は、「小型車・満タン返し不要」の場合でも1日109ドル~です。
他の車種でも同様に、バジェットレンタカーに比べて、1日あたり40~50ドル(約6,000円~7,500円)は高いです。
あと、安心安全を求める日本人客が多いので、受付が混みやすいです。
バジェットレンタカーでハワイ・オアフ島を観光をしてみた!
レンタカーがあると、どんなところに行けるの?
車が1台あるだけ、オアフ島の色々な場所を回ることができますよ!
特におすすめの場所を紹介しますね!
カイルアタウン&ラニカイ・ピルボックス
ワイキキから約40分~1時間で、映えスポットとして定番の「カイルアビーチパーク」に到着します。
そこから徒歩15分ほどで、ラニカイ・ピルボックスの入口に到着します。
入口から片道30~40分ほど山道を登ると、ワイキキでは味わえない絶景が目の前に広がります!!

カカアコ・ダウンタウン
トロリーではちょっと行きづらい「カカアコ」や「ダウンタウン」にも、車があればラクに移動できます。
カカアコのウォールアートでこだわりの写真を楽しんだり、グルメの宝庫のダウンタウンで食を堪能できます。
ダウンタウンにある、連日大混雑のベトナム料理屋さん「ザ・ピッグ・アンド・ザ・レディ」(THE PIG & THE LADY)は、期待通りにほんとうに美味しかったです!
東京・恵比寿にもできましたが、是非ハワイの本店で堪能してほしいです。

とくにディナーは予約必須の人気なので、早めに手配しましょう!
ハレイワタウン・ノースショア観光
オアフ島北部のハレイワには、ワイキキから片道70~80分ぐらいで行けます。
マスタングのオープンカーで乗りつけて、ハレイワのジョバンニまでガーリックシュリンプを食べにいったのもいい思い出です。
なんだかお金持ちになった気分。笑

ノースショアにも、ここでしか味わえない本場のグルメが待っています。
ジョバンニのガーリックシュリンプやマツモトシェイブアイスは必食!

ハレイワ・ノースショア観光は日帰りのオプショナルツアーを利用する人も多いので、ピーク時が混み合うんですよね。
(よくあるパターンは、現地でフリー行動が60~120分くらい(各自昼食を含む))
レンタカーで行くと、お昼ご飯や観光の時間を自由にずらせるので、行列に並ぶ時間を減らして観光を楽しめるメリットが大きいです。
ハレイワタウンの散策やショッピングを楽しんだ後は、ラニアケアビーチでウミガメを見たり、タートルベイ・リゾートでまったり過ごせたりします(一応、ビジター利用もできます)

ラニアケアビーチは、ウミガメの出現率が高いスポットとして有名です!
わたしは過去に3回訪れて3回とも見ました(2回は浜辺で休んでて、1回は波際を泳いでいました)
やっぱり、ハワイ・オアフ島ではレンタカーがあるとワイキキやアラモアナ周辺から行動範囲が一気に広がります!
バジェットレンタカーをハワイで借りた感想・評価【まとめ】
本記事では、ハワイでバジェットレンタカーを利用してみたときの体験談(口コミ・評価)をまとめました。
なにより安さ重視の人や、万が一のトラブルのときに英語で電話対応をできる人にとっては、特におすすめのレンタカー会社でしたよ。
もう一回マスタングのオープンカーに乗ってみたいなぁ~。笑
あ、レンタカーでドライブするなら「2口以上のシガーソケット」「折り畳みクーラーボックス」を忘れずに!
ドライブしながら、スマホやレンタルWi-Fiの充電をしたり、冷たい飲み物が味わえたり、とにかく便利です。