アロハ~!ふじたん(@shinjifujita)です。
ハワイ火山国立公園(ボルケーノ)のなかで、ハレマウマウ火口をもっとも間近から見られる場所をご存じですか。
それが、キラウエア・カルデラの南東側にある「ケアナカコイ展望台」の周辺です。
駐車場から片道20分ほど歩く必要がありますが、観光を含めて1時間あればじゅうぶん。
ただしNPS公式の案内は片道30分なので、余裕をみるなら1時間30分を確保してください。
この記事では、実際に歩いてみてわかった道のようすと、行く前に知っておきたい注意点を正直にまとめました。
本記事は2025年8月の訪問レポートをもとに、2026年9月時点の最新情報を加えて構成しています。
公園の回り方やモデルコースは「ハワイ火山国立公園(ボルケーノ)観光ガイド」でくわしく紹介しています。
ケアナカコイ展望台ってどんな場所?
ケアナカコイ展望台(ケアナカーコイ展望台、Keanakākoʻi Overlook)は、キラウエア・カルデラのふちに沿って設けられた展望スポットです。
ハレマウマウ火口をはさんで西を向いているので、火口の全景と夕日を同時に狙えるのが最大の魅力なんです。

んで、ほかの展望台とは何がちがうの?

とにかく近い。ハレマウマウ火口をいちばん間近で見られるのがココなんだよ

マジで!?じゃあ噴火してたら特等席じゃん
実際、アメリカ国立公園局(NPS)が噴火の展望スポットとして案内しているのは、ウエカフナ・キラウエア展望台・クーピナアイパリ・ケアナカコイの4か所。
そのなかでケアナカコイだけは駐車場から歩く必要があるので、車で乗りつけられる展望台にくらべると人がぐっと少なめでした。
ハワイ火山国立公園そのものの回り方は、ハワイ火山国立公園(ボルケーノ)の観光ガイドにまとめています。
<スポット概要>
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ハワイ火山国立公園 キラウエア・カルデラ南東側 |
| 最寄り駐車場 | デバステーショントレイル駐車場 |
| 片道の距離 | 約1マイル(約1.6km) |
| 所要時間 | 片道約20分(NPS公式は30分)/観光を含めて1時間~1時間30分 |
| 入園料 | 自家用車1台30ドル(約4,770円)・7日間有効 |
| 開園時間 | 24時間・年中無休 |
※1ドル=159円で換算しています(2026年9月時点)。
入園料の出典はNPS公式サイトです。
ケアナカコイ展望台への行き方|駐車場はデバステーショントレイル
ケアナカコイ展望台には、専用の駐車場がありません。
クレーターリムドライブ沿いの「デバステーショントレイル駐車場」(Devastation Trail Parking Lot)に車を停めて、そこから歩いていく形になります。
駐車場は30台ほど、観光バスもとめられる

停められるのは30台ほど(上の写真と同じ広さで対角にもあります)。
観光バスも入れる大きなサイズの駐車場なので、駐車の心配はほとんどありませんでした。
今回は、17:50ぐらい(日没の約1時間前)に到着。空きがあったのでスムーズに停められました。
そこから20分歩いて、展望台に着いたのが18:10ごろ。日没の40分前で、ちょうどいい時間でした。
ただし噴火中は話が別です。
NPS公式も「噴火中は朝10時に駐車場が満車になることがある」と注意を呼びかけているので、活動が活発なタイミングは早めの到着が安心です。
もし満車だったら、ひとつ手前の「プウプアイ展望台(Puʻupuaʻi Overlook)」の駐車場(28台)が使えます。
こちらからだと片道1.7マイル(約2.7km)・45分と少し遠くなりますが、同じように舗装された道で展望台までたどり着けます。
駐車場付近では虹も見られました!
この先の出会いに、期待に胸が膨らみます。

この案内ボードがスタート地点の目印で、「ERUPTION」の方向に向かいます。
駐車場には簡易式のトイレがありますが、この先には一切ありません。必要であれば出発前に立ち寄りましょう(→の矢印側が駐車場です)。

ちなみに観光客では少ないと思いますが、ペットの同伴は駐車場まではOK、トレイルと展望台はNGです(公式サイト情報)。
ほぼ舗装された一本道を20分、迷いようがない
駐車場の出口から、旧クレーターリムドライブへ入ります。
この道は2018年の噴火で車が通れなくなったあと、徒歩と自転車だけに開放された区間なんです。

もともと車道なので、終盤をのぞけば舗装されていて、とても歩きやすい。
分かれ道もないので、地図を見なくても迷うことはありません。
NPS公式の案内では片道1マイル(約1.6km)で、わたしの体感でも片道はちょうど20分ほどでした。
終点まで行くと、ふたたび「ERUPTION」のサインボードがあります。

全体的には舗装された道なのですが、このサインボードから展望台までの約270m(約300ヤード)だけは「砂利道」(ゴロゴロした火山礫のデコボコ道)です。
なので、サンダルではなく動きやすい靴を推奨します。

【体験レポ】実際にケアナカコイ展望台まで歩いてみた
ここからは、実際に歩いてみて感じたことを正直に書いていきます。
日没の30分前に着くのが正解だった
おすすめの到着時間は、ずばり日没の30分前です。
展望台は西を向いているので、ハレマウマウ火口の向こうに夕日が沈んでいく光景をそのまま眺められるんです。
ボルケーノエリアの日没は、9月なら18時30分ごろ。
逆算すると、18時に展望台へ着くために17時40分ごろには駐車場を出発しておきたいところです。
- 12月(冬至のころ)→ 17:50ごろ
- 3月・9月(春分・秋分のころ)→ 18:30ごろ
- 6月(夏至のころ)→ 19:00ごろ
わたしが訪れた2025年8月は、日没時間は18:50ごろ。
日没の約30分前になると、西日とともにハレマウマウ火口をみられます。

ちょっと到着が早すぎたという人には、ハレマウマウ火口の案内ボードもあります。
てか、こんなに噴煙が上がるときもあるんだ・・・!

ひたすら「赤い溶岩よ、出てこーーーい!」と願いながら、その場で30分ほど眺めていました。
日没直後くらいの様子がこちら。

今回は残念ながら、ハレマウマウ火口から噴煙が上がっているだけで赤い溶岩は見えませんでした・・・。涙
それでも、火口のスケールと立ちのぼる噴煙は迫力じゅうぶん。
遠くから全体を見渡せる「キラウエア展望台」(キラウエア・オーバールック)とは、異なる魅力があります。
キラウエア展望台は駐車場から歩かずに火口の全景を見渡せるので、時間がない人や昼間に立ち寄る人向け。
一方でケアナカコイは、片道20分歩くかわりに火口へぐっと近づけます。
「広さを味わうならキラウエア展望台、迫力を味わうならケアナカコイ」(時間があるなら両方)と考えると選びやすいですよ。
日没直後の観光客のようすです。
展望台がかなり広大なので、大混雑で見られない心配はありません(ただし、赤い溶岩が見えるタイミングは別かも)

日が落ちるにつれて周囲の話し声が減っていく静けさも、この場所ならではでした。
街灯はゼロ、ライトなしで帰るのは無理
いちばん強調しておきたい注意点がこれです。
往路の20分も復路の20分も、歩道に街灯はひとつもありません。
日没後は本当に真っ暗で、スマホのライトだけでは心もとないレベルでした。

ヘッドライトか懐中電灯は必ず持っていってください。
両手が空くぶん、個人的にはヘッドライトのほうがずっとラクでしたよ。
なお公式サイトでは、火山灰から身を守るためにサングラス(メガネ)と帽子も挙げています。
あと、日没後は意外と肌寒くなるので、1枚羽織るものを推奨します。
そのほかに持っていくべきものは、ハワイ火山国立公園の持ちものリストにまとめています。
ケアナカコイ展望台へ行く前に知っておきたいこと
最後に、出発前に知っておいてほしい「タイミング」の話をさせてください。
じつはいまのキラウエアは、噴火を見られるチャンスがかなり高い状態なんです。
2024年12月以降、ハレマウマウ火口では数週間おきに溶岩を噴き上げる「エピソード式」の噴火が50回以上くり返されています。
直近では2026年8月25日のエピソード54で、溶岩噴水が最高およそ150mまで上昇しました。
さらにUSGS(アメリカ地質調査所)は2026年9月12日時点で、次のエピソード55が「今日か明日にも起こる見込み」と発表しています。
渡航のタイミングが合えば、あの溶岩噴水をケアナカコイから間近に見られるかもしれません・・・!
※この記事の噴火情報は2026年9月時点のものです。状況は日単位で変わるので、渡航前に必ず最新情報を確認してください。
最新の活動状況は「USGSのキラウエア更新情報」と「NPS公式の噴火展望ページ」(いずれも英語のみ)でチェックできます。
まとめ|ケアナカコイ展望台は歩く価値のある特等席
本記事では、ケアナカコイ展望台(ケアナカーコイ展望台、Keanakākoʻi Overlook)の観光レポートを紹介しました。
駐車場から歩く20分は、正直ちょっと面倒に感じるかもしれません。
でも、その20分があるからこそ人が少なく、火口とじっくり向き合える場所になっているんですよね。
なかなか観光できない場所だからこそ、ぜひ訪れてみることをおすすめします!
ぜひ本記事が、ハワイ火山国立公園(ボルケーノ)を楽しむ参考になれば嬉しいです^^
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