【初心者必読】ホノルルマラソンの持ち物リストまとめ│日本から忘れず用意したい物をサブ3.5ランナーが紹介

12月のJALホノルルマラソンに向けて、準備は進んでますか?

「ホノルルマラソンを走ってみたい!」って申し込んだはいいけど、何から準備すればいいかわからない・・・。

そんなお悩みをお持ちの方にこそ、この記事が役立つはずです。

本記事は、サブ3.5ランナー&ウルトラランナーの、ふじたん(@shinjifujita)が厳選!

ホノルルマラソンに必要な持ち物や、具体的なおすすめアイテムを紹介します。

以下、サクッと要約です。

本記事の要約
  • ホノルルマラソンで必要な持ち物は、レース中とレース前後でそれぞれ考えるとよい
  • 日本に比べてエイドステーションが充実していないので、その分の荷物が必要
  • 日本から持参すべきものは、ランニングシューズ・ソックスなどの事前に使い慣らす方がいいもの
  • 小売店やホノルルマラソンEXPOで売っているものは現地調達もできる。ただしサイズ感や在庫状況しだい
  • ランニングポーチやランニングバッグの必要なサイズは、1人/複数人で走るかによって異なる

ちなみに、わたし自身は今まで以下のマラソン歴があります。

主なマラソン歴(2025年時点)
  • ホノルルマラソンに2回出走(一人で&息子と一緒に)
  • フルマラソン:自己ベスト3時間27分22秒@東京マラソン2024
  • サロマ湖100kmウルトラマラソンを完走
  • フルマラソンを15回くらい完走

なお本記事では、ハワイ旅行中に必要な持ち物は割愛します(例:パスポート)

ふじたん
ふじたん

マラソンに必要な持ち物に絞って解説します!

ホノルルマラソンで必要な持ち物の一覧

まずはじめに、ホノルルマラソンで必要な持ち物をまとめました。

レース中に必要なもの

「マラソンを走っているときに持つべき!」なアイテム一覧は以下です。

大きく、以下の2つに分けて紹介します。

ホノルルマラソンで必要な持ち物
  1. 走るときに身に着けるもの(ウェアなど)
  2. 走るときに携帯するもの(関連グッズなど)
ふじたん
ふじたん

ぜひ「チェックリスト」として活用ください!

1.走るときに身に着けるもの

ホノルルマラソンを走るときに、身につけるものは以下です。

いわゆる「ウェア」や「シューズ」など、イメージが湧きやすい定番アイテムです(◎=必須、◯=基本的に推奨、△=人による)

内容必須か否かメモ
ランニングシューズ最重要!
半袖ウェア or ノースリーブ速乾性を重視しよう
ランニングパンツショートパンツがおすすめ
ランニングタイツ脚の疲労軽減に
ランニングウォッチペースや心拍数の把握に
ランニングキャップサンバイザーより帽子を推奨
アームカバー冷却機能付きがおすすめ
ランニングソックス5本指タイプ」がおすすめ
ランニング用スカーフ水を被るより首を冷やしたい人向け
サポーター足腰のコンディションに応じて
レインウェア豪雨予報のとき(100均でOK)
ビブス留め安全ピンが嫌な人向け
スポーツサングラス日差しが苦手な人向け

2.走るときに携帯するもの

ホノルルマラソンを走るときに、携帯するものは以下です。

主に、42.195kmをどのように楽しむかを意識しながら、取捨選択するといいです(◎=必須、◯=基本的に推奨、△=人による)

内容必須か否かメモ
eSIMGlocal eSIM」がおすすめ
レンタルWi-Fiアロハデータ」がおすすめ
日焼け止め皮膚温度の上昇を防ぐ
ワセリンとくに足にマメができやすい人
ばんそうこう念のために
モバイルバッテリー充電ケーブルも忘れずに
ランニングポーチ小物をまとめて入れるため
ランニングバッグ荷物がたくさんの人向け
小物入れ緊急時用として
ウォーターボトルセルフ給水用
ゼリー飲料レース中の補給食(3~5つくらい)
経口補水液の粉末脱水症状を減らしやすい
クエン酸&グルタミン酸の粉末レース後半やレース後の疲労軽減に
アミノ酸の粉末レース後半の疲労軽減に
スポーツドリンクの粉末慣れた味を好む人向け
アクションカメラ(GoPROなど)走りながら撮りたい人

レース前後で必要なもの

レース前やレース後に必要なアイテムは以下です。

マラソン初心者だと気づかないものも多く、意外と抜けがちな「持ってくればよかった・・・」を中心に紹介します(◎=必須、◯=基本的に推奨、△=人による)

内容必須か否かメモ
替えの服装Tシャツ・ショートパンツなど
リカバリーサンダル通常のサンダルでもOK
予備のモバイルバッテリー携帯やWi-Fi用
ウェットティッシュツアーでの参加なら不要
コールドスプレーツアーでの参加なら不要
湿布サポーター部屋でのリカバリー用
ゼリー飲料ツアーでの参加なら不要
入浴剤部屋にバスタブがある場合
耳栓とにかく爆睡したい人
アイマスクとにかく爆睡したい人
整腸剤胃腸を整えたい人向け

ちなみに「ジャルパック」などのツアー参加者であれば、大会当日にフィニッシュエリア(カピオラニ公園)内に「ランナーズテント」が用意されます。

テント内には「水・ドリンク類、紙おしぼり、冷却用アイス、フルーツなど」が用意されており、休憩・リカバリーに役立ちます!

JALホノルルマラソン2025 ジャルパックツアー

ホノルルマラソンで必要な持ち物│日本から持参すべき10点

カンタンに言うと「事前に使い慣らすほうが良いもの」は、日本で準備して何回か使用してからハワイ入りしましょう。

とくにランニングシューズや靴下などは、未使用で42.195kmを走ることは推奨できません。

ランニングシューズ

まずは、何といっても「ランニングシューズ」です。

最重要アイテムといっても、過言ではないでしょう。

スポーツ量販店で試着したり、好みのデザイン・カラーのものを購入するのもアリですが、時間に余裕があれば「アシックス」「ナイキ」「ミズノ」などの直営店でのフィッティング推奨します

例えばアシックスストアでは、3次元足形計測機での無料診断なども用意しています。

ランニング初心者向けの定番アイテムとしては、アシックス「GEL-KAYANO」(ゲルカヤノ)が特におすすめです。

かかと部から中足部の安定性を追求しており、長時間のランニングでもフォームを保ちやすいと評判の上、足幅やカラーバリエーションを10種類以上揃えています。

好きなシューズメーカーごとの人気アイテムは、以下からどうぞ!

ランニングタイツ(高機能タイツ)

脚の負担を和らげ、推進力を持続し続けるために「ランニングタイツ」(スポーツタイツ)を用意しましょう。

最高気温は30度前後にはなるホノルルマラソンでは、ロングタイツよりも「ショートタイツ」を推奨します。

たとえば、ワコールの「CW-Xスポーツタイツ」や、アシックスの「METASPEEDタイツ」などが一押しです。

もしポケットに小物を入れながら走りたければ、ショートパンツの下にタイツの着用もできます。

あと副次的な効果としては、国内・海外旅行で「たくさん歩き回る日」にも着用することで、脚の負担を和らげたり、睡眠時のリカバリー用にも役立ちます(わたしの経験上)

ランニングウォッチ

レース当日だけではなく、レースに向かう自分のトレーニング記録をつけたり、ふだんのペースや心拍数を把握したり。

ランニングウォッチも、定番かつ重要なアイテムです。

わたし自身は、GARMIN(ガーミン)の「ForeAthlete745」(すでに販売終了)というモデルを着用していますが、ランニング用・ランニング+ゴルフ用など、ニーズに合わせて豊富にあります。

すべてのラインナップは以下からどうぞ!

注意点としては、長めのランニングをしたときに「バッテリーの減り具合」をあらかじめ確認しておきましょう。

充電ケーブルも持参して、前日の寝る前にフル充電をすることも忘れずに。

靴下(ランニングソックス)

ランニングソックスの重要性って、意識していますか?

1歩=1mだとして、フルマラソンは4万歩以上動きます。

だからこそ、しっかりフィットした靴下を用意することが、足指のマメのできにくさにつながります。

個人的には、アシックス「PRP-PAD」(プロパッド)か、Tabio「レーシングラン」の5本指タイプを併用しています。

プロパッドのほうが消耗が早いので、ここ一番の本番用にしています。

ワセリン&ばんそうこう

「足の指にマメができると不安・・・」

そんな人にこそ、マラソンランナーの相棒「ワセリン」の持参をオススメします。

市販の薬局などには、トラベル用の小さいサイズもあります。

足の指のあいだや、乳首やウェアが擦れやすい部位に塗ったりして、肉刺(まめ)や擦れの対策をします。

いざとなれば現地でも買えます・・・が、日本の倍以上の値段がします。

eSIM/レンタルWi-Fi

「eSIM」「レンタルWi-Fi」のいずれかは、かならず用意しましょう!

出走前のドキドキや、完走後の喜びをSNSにアップしたり、フィニッシュ後の経路を確認したり。

また、万が一途中でリタイヤしたときなどの、緊急用の連絡手段としても重宝します。

ハワイで使うなら、以下のeSIM・レンタルWi-Fiがおすすめです(2025年11月時点)

ハワイでおすすめのeSIM・レンタルWi-Fi

モバイルバッテリー

ホノルルマラソンのスタートは朝5時です。

朝3時前後にはホテルを出て、完走後にホテルに戻るまでには、おおよそ8~10時間前後かかります。

・手荷物預かりサービスもありますが、正式ルールは「衣類のみ」(貴重品などは不可)です。
・大会前日(土曜日)午前10時~午後5時に、カピオラニ公園の衣類預かりテント行く必要があります。

スマホのバッテリーが長時間持ちそうにないなら、モバイルバッテリーを携帯して走りましょう。

たとえば「Anker Nano Power Bank」なら、わずか99gのコンパクトボディに5,000mAhの容量があるので、いざというときに安心です。

ランニングポーチ/リュック

荷物をまとめて持ち運ぶために、ランニングポーチ/リュックを用意しましょう。

走っているときに、身体にフィットする(=揺れない)ことが大事です。

基本的には「背中」に背負うと放熱しづらくなるので、リュック型よりもポーチ型を推奨します。

わたし自身は「naked ランニングバンド」を愛用しています(ちょっと金額は高いです)

ストレッチ素材&大容量で「600mlボトル+ゼリー10個+スマホ+小銭入れ」とが入るので、フルマラソン~ウルトラマラソンまで対応してくれます!

2025年10月末時点で「楽天市場」でのみ販売しています(Amazonでは欠品中)

ふじたん
ふじたん

ランナーのタイプ別の必要なサイズは、本記事の後半でくわしく解説します。

ドリンクボトル

ホノルルマラソンでは、コース途中に自分で水を汲む「セルフサービスのエイドステーション」がいくつかあります。

このエリアでは紙コップは用意されておらず、自分で持参した紙カップやウォーターボトルを使う必要があります。

なので汗っかきの人は、マイボトルの持参を推奨します。

わたし自身は「キャメルバック ポディウム」(CAMELBAK)というサイクリング用ボトルを愛用しています。

そのまま冷凍庫にも入れられるので、日本国内でのトレーニング時からフル利用しています!

naked ランニングバンド」に入れるためには、20オンス以下(約591ml以下)のサイズを推奨します。

レース中&リカバリー用の粉末類

ホノルルマラソンのエイドステーションは、日本国内のマラソン大会と比べて充実していません。

ほとんどのエイドでは「食べ物」は用意されておらず、飲み物のみです(水・スポーツドリンク)

公式サイト内でも、糖分や塩分を補給できる食べ物(飴、スポーツ羊羹、ジェル状のエネルギー補給食品など)や、アミノ酸スティックなどのサプリメントの持参を推奨しています。

いざとなれば「補給食」は現地でも用意できますが、以下のものは日本から持参を推奨します(いずれも、見つけるのがめっちゃ困難なため・・・)

日本から持参を推奨する粉末類

ふじたん
ふじたん

わたし自身は、レース前日の夕食以降は「キャメルバック ポディウム」に「経口補水液の粉末パワープロダクション」を入れて摂取しています。

もし補給食も持参するなら「アミノショット パーフェクトエネルギー」のまとめ買いがコスパ抜群です。

通常だと1本210円~230円くらいしますが、楽天24で40個入りを1本165円で買えます(2025年10月末時点)

ホノルルマラソンで必要な持ち物│いざとなったら現地調達できるもの

「お土産用のスペースを確保したいから、トランクの荷物はできるだけ減らしたい」

「あっ、あれ忘れた!」

そのようなケースもありますよね。

以下のものは「ホノルルマラソンEXPO」(ランナー受付)や「現地の小売店」(例:ウォルマート、ランニングマン)での現地調達もできます。

「ホノルルマラソンEXPO」では、スポーツメーカーや地元企業などの大会限定アイテムもあります!

ホノルルマラソンEXPOで獲得した戦利品たち

注意点としては、サイズ感や在庫状況にもよるので、最悪の場合「理想のものは手に入らないこともある」ことを考慮しましょう。

なので本来なら、事前調達がベターです。

Tシャツorノースリーブ

「EXPOでお気に入りのウェアを見つけた!」「大会記念Tシャツで走りたい」など、ランニングウェアは現地調達もできます。

注意点としては、いきなり「ぶっつけ本番」で着用すると、42.195kmのあいだに気づいたら皮膚に擦れていることも・・・。

脇や乳首などに「ワセリン」をしっかり塗って、擦れ防止の対策をしましょう。

ショートパンツ

「ランニングタイツ」(スポーツタイツ)は日本からの持参を推奨しますが、ショートパンツ(ランニングパンツ)は調達しやすいです。

速乾性を意識すること、股関節やウエスト周りなど皮膚に触れやすいところは、同じく「ワセリン」を塗ることだけは、忘れずに。

ランニングキャップ

あらゆる小売店(ABCストア・ウォルマートなど)で、もっとも購入しやすいです。

かなり汗をかいたり、頭から水を被ったりするので、がっつり濡れることを前提にしましょう。

スポーツサングラス

例年「ホノルルマラソンEXPO」にて、サングラスメーカー数社が出店ブースを設けます。

特別なこだわりを持たなければ、20~30ドルくらいから購入できます。

ゼリー飲料(補給食)

こちらも「ホノルルマラソンEXPO」で、多くの地元メーカーの出店ブースにて購入できます。

通常だと1個3ドルのところ、4個10ドルなどの限定価格の掘り出し物も!

金額感としては、日本より1.5倍くらいの値段です。

イメージとしては、日本の「コンビニ」に売ってそうなものは現地調達もできる、という感じです。

ホノルルマラソンで必要な持ち物│ポーチやリュックの必要サイズは?(タイプ別)

「え、これ全部を持って走るの!?」

「持ち物を準備するのはいいけど、けっこう多くない・・・?」

いざフルマラソンを走るとなると、「ランニングポーチ」や「ランニングリュック」の必要なサイズも、けっこう迷いますよね。

できるだけ「小型軽量化」して負担を減らしたいけど、肝心のときに使いたいものがないのも困る・・・。

「ランニングポーチやランニングリュックの必要サイズ」は、いくつかの例で紹介します。

ガチでタイムを狙う人/サブ3.5以下

おそらく、この記事を読まないでも大丈夫でしょう。

経験で分かっていると思います。

「エイドでは飲み物しかない」「万が一の緊急時用の対策はしっかり」だけ、日本で走るときから追加すれば大丈夫です。

ランニングポーチやリュックの必要サイズと持ち物

一人で走る人/ゆったりペース(完走目安:5時間以上)

友人たちと一緒に来たけれど、各自のペースで走る人などが該当します。

「ホテルを出てからホテルに戻るまで、約8~10時間ぐらいかかる」ことを前提で、スマホ関連の準備もしっかりしましょう。

長丁場なので脱水症状の対策も大事です。

「ドリンクボトル」(ウォーターボトル)を持参して、「すべての給水を制覇する」つもりで走るといいですよ。

ランニングポーチやリュックの必要サイズと持ち物

二人以上で走る人

家族や恋人・友人などと一緒に走る人向けです。

自分が「サポートする側」なのか「サポートされる側」(初マラソンなど)なのかで、かなり変わります。

以下では「サポートする側」として、必要な持ち物を記載します。

ランニングポーチやリュックの必要サイズと持ち物

もしサポートする側の荷物を減らしたいなら、各自に「ランニングポーチ」を用意して、そこに入りきらないものだけを持ってあげると、バランスよく負担できますよ。

ホノルルマラソンで必要な持ち物│まとめ

本記事は、ホノルルマラソンの持ち物について「日本から持参すべきもの」「いざとなれば現地調達できるもの」「ランニングポーチやバッグの必要サイズ」などを解説しました。

ホノルルマラソンが人生初マラソンの人も、念願だった大会に出場の人も、やっぱりとことん楽しんで完走したいですよね!

本記事を参考にしつつ、ぜひ必要な準備を整えてくださいね~。

以下、日本から持参すべき持ち物のおさらいです。

あと「eSIM」や「レンタルWi-Fi」でのネット環境も忘れずに!